新築

企画物件4

20220425blog

日本国憲法(昭和二十一年憲法)
第25条
第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

恥ずかしながら、実は僕もこの憲法25条は知らなかったのです。
これは、読んでの通りですが、日本国民は健康で文化的な生活を営む権利があり、国は日本国民に健康で文化的な生活をさせる義務があるのです。

何故、この憲法25条を知ったかというと、会員さんが所有している埼玉県の某駅から徒歩35分の渋い立地にかなり築年数を経た上、墓地に隣接してる6世帯のうち5世帯が空室のアパートがきっかけでした。

このアパートを満室にするためのリフォームを依頼されて現地に見に行きましたが、一目見てリフォームしてもきついだろうと判断して、そのままとりあえず、知人の不動産屋に頼んでレインズに掲載することにしました。

暫くして、その不動産屋と話をした時に、例の物件はどうなったの?と聞いたら、満室だというのです、リフォームもしなくて満室に????
理由を聞いたら、生活保護専門の不動産業者さんが全て埋めてくれたというのです。

それから、速攻でその不動産屋の社長さんに話を聞き倒し、生活保護に関わる書籍を読み倒し詳細が分かれば分かるほど、社会的な意義を感じること、理解することが出来ました。

生活保護の申請が通ると、実は保護を受けた人が物件をご自身で選んで決定するのです。
幾ら生活保護とはいえ、昭和の古い物件だからというのは、ちょっと凹んでしまいますから、新築で気持ちの良い物件に住んでもらえたらと考えました。
と、いうことで、理解ある大家さんに生活保護さん大歓迎のアパートを4戸タイプ2棟新築中です。