投資用区分マンションやファミリー分譲型マンションを買って投資用に転用するなど
いわゆるマンションで不動産投資をしている方々も多いと思いますが、先日新聞に
掲載されていた「荒れゆくマンション」という記事を読んで考えさせられました。
管理不全に陥り、老朽化する一方のマンションが社会問題になってきて、
荒れ果てたマンションが防災や治安面で近隣住民が不安になっているというのです。
具体例として築44年池袋駅徒歩15分で管理組合は既に無く施工業者は30年前に
倒産していて、各部屋は転売が繰り返されて所有者は全国に散らばっているとの事。
ここは立地が良くて賃料が安いので中国や東南アジア外国人が多く住み部屋から
ゴミの投げ捨てたり汚水があふれたりして、近所の住人が苦情を言おうにも窓口が
ないとのことです。
京都市の築41年の21戸の大半は賃貸で空室が多く、各戸の所有者は高齢者ばかりで
大規模修繕の費用はなく防水工事など最低限の工事でしのいで誤魔化しているそうです。
あるオーナーは4戸売りに出しているが老朽化が激しくて買い手が現れない。
たった築41年でもこんなになってしまいます。
僕の築40年越えのアパートは元気にフル稼働しています。
いざとなれば更地にして建て替えたり売ったりすることも出来ます。
やはり、全ての判断が一人でできるのがアパートの良い所です。