不動産投資界隈を20年もやってると、いろんな事を経験してきて、物事がどんどん陳腐化してきて、それに対して変化していかないと、本当に上手くいかないのをリアルに見聞きして、体験もしてきました。
不動産投資で上手くいかないということは、人生、生活、家族にもの凄いマイナスな影響を与えてしまいますから、注意が必要です。
あと、再現性の無いこと、既に時代の趨勢に合わないことを、今もそのまま現実に起きてると思わせるコンサルさんが多いですね。
もっとも、最近は激安築古戸建て投資かワンルーム投資しか出来ないのが、現実ですから、そこら辺をうやむやにして、何となく高額セミナーで食ってる感じがします。
超積極的だった千葉方面の銀行や埼玉方面の信用金庫などは、不動産投資融資の新規案件は本当にハードル高くなってますし、静岡方面の銀行などは某事件以来そこまで変るのかという具合になってしまいました。
何が言いたいかというと、今だに1棟物を簡単に融資で買えるだとか言ってる勉強会があったりするのが、新鮮な驚きです。
いつの話かという感じですけど、これらは、既に遠い昔になった感がありますが、アベノミクスの異次元の金融緩和で、地方の会社が設備投資しなくて、地銀の貸付先がみつからず、向かった先が不動産投資になりました。
首都圏のサラリーマンにオーバーローンだのフルローンだの融資しすぎて、不動産投資市場は過熱してしまい、ついに金融庁から指導が入り、急激にブレーキが掛かりました。
なんと、このときの過去の遺物のような話を、今現在もあたかも融資が出るように話したりしてるのにビックリです。
諸々の事例は、僕のところへ来られた相談者さん達から実際に聞いた話です。
と、いろいろ思う今日この頃です。