僕の母親は親父と二人三脚で工務店を50年以上経営していました。
父親が他界した後はいろいろ皮肉屋でなかなか味があり、渋いこと沢山言ってましたね。
そんな中で今でも思い出すと笑みがこぼれる母の言葉というか、格言というか、とっても的を得てるなと思う言葉があります。
確か、今は築50数年になりますが、当時は築35年くらいの時かなと思いますが、何かの用事でその世田谷にある物件を母親と訪れた時です。
突然、僕に向かって言ったのです。
「国民年金30年も40年納めて、年金はたったの7万円、子供ら3人に高い金払って大学まで行かせたのに一銭も返ってこない、本当に屁の役にも立たない。それに比べてこの物件は毎月60万円入ってくるから、本当に可愛い。」
素晴らしい、この格言は肝に銘じています。
天国の母さんありがとう。