新築

工務店発進!

今年の春先から本当にバタバタしていました。
それは、2002年の自分のアパートを新築する時からいつも危惧していたこと、
それは、工務店が倒産して飛ぶことです、それが現実になったのです。

僕がコンサルして着工していた4棟のアパートでした。
着工時期はバラバラでしたので、工事の進み具合は全て違いました。
完成一歩手前から基礎しかやってないなどと、呆然としましたが、こちらはコンサルですから建築と関係ないですから、自己責任ですからとかいう、そこいらにいる大家系のコンサルと違いますからね、不肖白岩そこからは気合が入りました。笑

その工務店に依頼したのは、30歳前後の社長で現場監督と共に頑張っているので、応援の意味もあって発注したのです。
もちろん、その工務店の事務所も現場も見て、決算書は3期分出させてチェックしましたが、さすがに、粉飾決算やられたらお手上げです。

さて、その工務店が飛んでから、懇意にしている工務店社長にも手伝ってもらい、半年位前にうちの事務所に来たこれまた若い女性が走り回って、オーナーさんには工期で迷惑は掛けてしまいましたが、何とか完成に至りました。

今思うと無我夢中でしたね、とにかく全ての業者を探して交渉して、残りの工事を完成させてもらわなければなりません。
幸い、飛んだ工務店の現場監督とは連絡が取れ、大工、水道屋、電気屋、建材屋、プレカット、屋根屋、外壁屋、足場業者などなど全て探して交渉しまして、嬉しいことにほぼ全ての業者が協力してくれました。

一番困ったのが仮設トイレの業者が分からないというのです、汚い話ですが、夏場は汲み取ってもらわないとやばかったんです、、、
連絡先も仮設トイレに貼ってなくてこまったもんでした。

当然、僕も4棟分の応分の費用負担をしましたが、何より大事なのはオーナーさんの為に絶対に完成させることでしたので、安堵しました。
これに、懲りて絶対に潰れない工務店を立ち上げました、何故潰れないか、無駄な経費掛けない(事務所は僕の物件内)、営業マンは置かない、僕のコンセプトを理解してくれるオーナーさんとだけ仕事する(利回り星人の仕事は受けない)などが理由で潰れない工務店なのです。

その名は許可が正式に取れたら発表します。

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