顧問税理士である浅野税理士に書き下ろしてもらったワンルーム節税の3回目になります。
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ワンルームマンションの投資って節税になるの?
(3回目/全5回)
浅野税務会計事務所 浅野和治
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ところで節税とは一体なんなのでしょうか?
そもそも投資とは一体なんなのでしょうか?
収入-経費=A、このAがマイナスであれば税金が還付になるのである意味節税です。
しかし、投資という意味では、短期的にAが赤字であっても、長期的には黒字で無ければなりません。つまり、黒字を出すと言うことは増税になります。
Aがマイナスという事は、損をする事を意味します。
以前は、キャピタルゲインと家賃の値上がりが期待できたので、毎年は損をしても、長期では、回収でき、また、儲かる事ができました。
しかし、現状は、この二つが期待できないので、毎年の損は垂れ流し状態に陥ります。
これは、もはや、投資ではなく、単なる無駄遣いと考えていいと思います。
飲食や贅沢品を購入しても節税にはなりませんが、不動産投資で損を出した場合は一定額の節税になりますから、
損の幅が若干(皆様の所得税と住民税の税率によりますが)30%強の税金が戻るので損がその分補填されたと考えられます。
しかし、損の70%は自身の可処分所得(使えるお金)を痛めることになります。
例えば、10万円損をした場合に、3万円は税金が戻るから補填はできますが、7万円は自腹を切るということです。
次回に続く・・