そんな、父親が2002年3月に突然心不全で死んでしまいました。
マジに信じられない出来事でした。
朝から吠えまくって、顧問税理士の前で屈伸運動とか見せつけてた父親がです、
夜の11時に自分の部屋で息絶えてました。
とにかく、葬儀の準備、工務店関係者への段取りと目まぐるしい時が流れました。
初七日も終わり、さてわが家には財産が幾らあるのか?
あまりにワンマン過ぎて、母親も父親の工務店で働いてる長男もわからないのです。
もちろん姉と僕はもっとわかりません。
それでは、財産が幾らあるか調べようと母親と兄弟3人で結論が出ました。
姉が、確かガレージの横に頑丈な扉があって、
そこにデカイ金庫があると言いました。
それで、頑丈な扉の鍵は見つかったのですが、金庫の暗証番号が父親以外わかりません。
すると、姉がわかるかもしれないと言いました。
なんでも、父親は姉だけ信じてて、金庫開ける時に後ろに立ち会わせたそうです。
それで、姉が記憶頼りに金庫開けました。
びっくり仰天!
中には1千万のきちんと束になった万札、バラバラの万円や千円札、
はては前の聖徳太子の1万円も大量にありました。