先週末、建築現場セミナーを開催しました。
今回は新築の吹き抜け型アパートの建築現場内でのセミナーでして、参加された方にはとても喜んでもらいました。
それは、まあ当たり前といえば、当たり前なんですけどね、まず、講師は不肖白岩は置いてですけど、そのほかに工務店社長にも話してもらいまして、更に現場で内装工事をしてる大工職人さんにも話してもらいました。
僕なんかは、いつも現場に行くので普通になってしまいますが、サラリーマンさんにはちょっと、初めての体験で、よそにはないセミナーだと自負しています。
今回はちょうど耐火ボード張りの作業なので、遮音についてよりリアルに理解してもらえたと思います。
僕が大家の経験から提唱してる、入居者同士の音のクレームをいかに少なくするにはどうするか考えてきた工法なんですが、隣の部屋との境には石膏ボードと石膏ボードの間に鉛で出来た遮音シートをサンドしています、それが界壁といって天井を通り越して屋根裏までいってます。
それぞれ、2枚の石膏ボードの間にはグラスウールの密度の濃い物がぎっしりと入っています。
分かりやすく言うと、石膏ボード2枚その間に遮音シートが入ってそれぞれの部屋側に石膏ボード張ります、そして部屋と部屋の間にはグラスウールがびっしりと入ってるということです。
しつこいですが、、、ここ大事です。笑
隣の部屋との境には石膏ボード4枚、遮音シート2枚、グラスウールがびっしりと入ってます。
これなら、隣室の音かなりけせますね。
工務店を経営してた父親に僕が学生の頃、春休みや夏休みに石膏ボード運びを強制的にやらされましたが、本当に重くてきつかったです。
そんな、運ぶのが重い石膏ボードがこの8世帯の吹き抜け型アパートには、なんとですね
1000枚も使ってると工務店社長さんが言ってました。
本当にご苦労様です。