賃貸併用住宅

賃貸併用(第4話)

今回は建売賃貸併用住宅のお話をさせて頂きます。
先日、相談に来られた方から聞いて、この様な事を考える不動産業者もいるんだという事が新鮮な驚きというか、やっぱりなというか、売れば良いのかという感想しか残りませんでした。

この、賃貸併用建売住宅は一見すると、とっても良くできていますが、実は大きな落とし穴があることは、購入される方には分からないとは思いますが。
6棟の販売現場で各物件1階2部屋賃貸、2階が自宅となっていまして、販売価格が6千万前後、賃料が入って住宅ローンの支払いも楽ちんで楽しい生活が待ってるから将来安泰、、、、という錯覚に陥ります。

何故なら、立地がダメダメなんです、駅から遠い郊外の土地価格が1千万以下の立地に6棟まとめて賃貸併用住宅が建っているのです。
郊外のアパート激戦地で幾ら賃料取れますか?10年後20年後入居ありますか?
それで、郊外で6千万ならただ住宅ローンが増えるだけです、それなら3千万の建て売りマイホームを買った方がよっぽどよいんですけど。

とにかく、立地が全てです、自分が住みたくないところは、賃貸の入居者も住みたくないんです。