僕の実家は工務店でした。
一口に工務店と言っても中身は本当にいろいろとあります。
建築を生業とする家に生まれ、職人と共に育ち、これだけコンサルとして新築アパートを
建てている僕でもうんざりすることが多いです。
基本的には、僕が以来する工務店や設計士は紹介してもらいます。
工務店に関しては事務所の訪問、建築中の現場とその工務店の過去に建てた古い物件
を設計士と一緒に実際に見に行きます。
そして、社長と現場監督とも話をします。
それで、ゴーサインを出して、着工してもらうのですが、正直いっていくつかの工務店には
辟易させられています。
僕なりに分析してみると、意外と良いのが大工上がりの社長が経営している工務店で
工期を守り、柔軟で、現場を良く知っていて、段取りがとても良いです。
その逆なのが、前職がハウスメーカーで営業をしてたり、設備屋さんをしてた方々が社長
になるケースの工務店は結構トラブルがあります。
僕が思うに建築を少し甘く考えているのではないかと。
僕の父親は大工が足りないと思うと地方まで大工を確保しに行ったりしてましたし、近隣
にうるさい住人がいれば何とかおさめましたし、かなり上手くやっていたと思います。
実際に着工数が増えてきていますので、工務店の選定が大変になってきています。
僕が一番恐れてるのは建築中に工務店が倒産してしまうことです。
次に工程の遅れが出ることです。
僕の自宅も相当遅れたことがありますが、アパートは収益物件なのできちんと
させなければいけません。