対談001

京都の住宅文化について
白岩 京都って独特じゃないですか!?僕は東京の世田谷に生まれて、世田谷育ちなんで違いを感じます。意外とハウスメーカーが入れてないなって。だからいいなって。地場の工務店さんが元気にみんなでやってるなと感じます。
浅田 なかなか色んな人と話す機会があるんですけど、ハウスメーカーさんも、入ってることは入ってるんですけど、木造軸組を改造するってなると、ハウスメーカーさんには出来ないんですよね。
白岩 そこがいい所なんですよね。京都の建築で何か独特なものって何かありますか?
浅田 やっぱり、町屋風の建築と、京都市の景観条例の保税が出来てしまったので、京都市の決めた様に作らないといけない地域もありますし、離れていくと景観はゆるくなっていくんですけど、狭小住宅が多くなるので、敷地が狭くても、通気工法もしっかりしていて外壁もしっかりはれる技術が必要とされているんですよね。
白岩 通気工法は、あったほうがいいの?
浅田 そうですね、あったほうが、中から湿気を屋根裏とかに出せるので。
白岩 じゃあやっぱりやった方がいいんだな。みんなやってるんですか?
浅田 いや、建て売りとかでも直打ちしてるとこもあるので・・・けど基本的には、通気工法はやったほうがいいです。
白岩 いくらとか変わる?
浅田 いや、僕のとこなんかは絶対に通気しかとらないんで。直打ちなんかはもう何年前か10年前以上の話しなんで。
白岩 通気でぬけるのか?
浅田 家の構造体と、外壁の間に通気層をとって、この空気の流れを屋根裏に逃がすっていう手法です。
白岩 それはやっぱり京都が盆地だから?
浅田 あ~そうですね。京都はやっぱり湿気も多いんでね。
白岩 あれー、世田谷だとそこまでこだわってなかったけどな。
浅田 そうなんですか?
白岩 はい、京都独特かもしれないね。
浅田 いや~やっぱり通気層はとりたいですね。でないと、結露もしやすくなるし湿気も外に逃げないので、壁の中の素材もしっかりとを選んで、出来るだけの家の中の湿気を壁の中の通気層を通って外に出すというのがいいですね。
白岩 おお!それは凄い良いこと聞いたな。いや~三つ目の工務店(浅田工務店)で初めて聞いたな。
浅田 どんだけ狭小でも、隣地からの距離が250をとってるんですけど通気工法がとれて、内張が出来る最小の幅なんで、それ以下だとさすがに施工が無理になっちゃうんですよね。
白岩 通気工法か~。やっぱそこだな~。
浅田 そうですね~。
白岩 てことは、ただやるんじゃなくて材料もしっかり選んでるんだよね?
浅田 そうですね。かなり選んでいます。

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